2018.06.30 Saturday

悪性腫瘍にため息 待合室のリニューアルと植木屋さん

0

    5月は、毎週水腎症の子が来院。

     

    やっと終わったと思いきや、6月は悪性腫瘍の嵐。

    人も動物も、癌は死因の一位にあげられます。

     

    病気になる子達を全て治してあげられればいいと願うのですが、なかなかそうはいきません。

     

    特に悪性腫瘍の子達は、完治ということはほとんどなく、

    外科手術で摘出に挑むのですがそれも全てがうまくいくとも限らず。

    開けてみてみたら、頑固な癒着と血管新生で手がつけられないなんてことも。

     

    そんな悪性腫瘍は一番上手くいって、

    寛解(かんかい:腫瘍が悪させず静かになってくれている状態)をキープさせること。

    外科手術や抗がん治療を行い、「癌と付き合って生きていく」。そのようなイメージとなります。

     

    辛い症状をどうやって緩和してあげられるか?

    看病している飼い主さんの気持ちをどうやって救ってあげられるか?

     

    癌治療の時に限らず、我々獣医はそんなことをいつも考えています。が、

    それにしても、手も足の出ない子達が続き何例も背負っていると、

    時より思いを巡らし頭を抱え、ため息が増えます。

     

    そんな6月。

    今年は、梅雨なのに珍しく波も続き、気がついたら梅雨明け?のような連日の夏日。

    ため息が理由ではないのですが、フレッシュな気分になれるように待合室の模様替えをしました。

     

    以前から、置いてあった「ザミオクルカスさん」もう8年くらいになるでしょうか。

    数年前に増えすぎたため株分けしたのですが、また株もどし?(こんな言葉あるのか知りません)。

    今年はいつになくピカピカの新芽を出して頑張っていますが、どうにもバランスが良くなくなり。

    自宅の方へ、ご隠居状態。

    IMG_3795.jpg

     

    そんな中、新しい仲間が。

    「カシワバゴムのバンビーノさん」。沖縄からいらっしゃいました。

    ちなみに、誤解があるといけないのでくわえますが、

    バンビーノって名前は私がつけたわけではなく、元からその名前です。

    IMG_3793.jpg

    すらっと伸びた姿は、この種類には珍しく(植木屋さんが言ってました)

    西日を避けるにもちょうどいい感じ。

     

    IMG_3794.jpg

    まさに、柏餅の葉っぱに似ています。

     

    それともう一つ、植木屋さんが「こんなのもありますけど、どうですかね?」

    って提案してくれた、流木オブジェ。

    嫁さんとスタッフとみんなで一目惚れ。がこれです。

    IMG_3806.jpg

    流木にエアプランツ。

    台座もおしゃれな感じに仕上がってます。

     

    自宅の方には、以前購入したサボテンさんも(嫁さん所有)

    IMG_3805.jpg

    ちょっと先っぽが伸びてきています。

     

    何しろ、おしゃれな植物を色々と提案してくれる植木屋さん。

    気になる方は、お気軽にお聞きください。

     Facebook リンクしておきます。

    https://www.facebook.com/styledunature/ 


    おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com


    2018.05.30 Wednesday

    満開!!

    0

      5月は、フィラリア・・・

      そして今月はなぜか、毎週火曜日になると水腎症の犬や猫がやってくる。

      通常の病気の子たちもやってくる。

       

      全く休みがありません。

      今回は仕事は忘れて、癒し系の話題にします。

       

      過去のブログを見返していると、

      昨年も同じようなことをつぶやいていました泣き

       

      昨年植え替えたシンボルツリーのフェイジョアさん

      http://okubo-vet.jugem.jp/?eid=865583

       

      2年目になる今年は、

      満開です!!!ゆう★

       

      ゴールデンウィーク頃から、つぼみが出始めて。

      毎日見てると面白いようにニョキニョキと。

      いつ頃咲くのかな?なんて思っていたら。

      梅雨に入るこの時期、一気にきました!!!!

       

       

      南国チックな、この花。

      娘は、フワフワな感じを指でつまんで楽しんでいました。

       

       

      以前のブログにも書いたのですが、この木は実もなるようで。

      2本ないとダメという話も聞きますが、どうでしょうか?!

      第1回収穫祭、開催できるのでしょうか??

       

      乞うご期待。

      実は食べれて、美味いという噂も。

      ご希望があれば、みなさんにもお裾分けいたします。

       

      飼い主さんたちによく言われることですが、

      倒れないように頑張りまーす手

       

      っと、今回はこのくらいで終わり。

      長い1ヶ月でした。

       

      おおくぼ動物病院 www.okuboo-vet.com

      続きを読む >>
      2018.05.01 Tuesday

      ダックスの椎間板ヘルニア 手術

      0

        昔と比べて、ダックスが減ったからなのか?

        椎間板ヘルニアの手術をすることが減った気がします。

         

        多いときは年に数頭行っていたのですが、最近はご無沙汰。

        犬種によって出る病気も違ってきますので、全てに対応していくのは本当に大変です。

         

        そんな中、いつも元気に来院しているRちゃん。

        突然、後ろ足がおぼつかなくなり、立ってるのもやっと。

        神経学的検査からも、椎間板ヘルニアが疑われました。

         

        クレード分類では、G3。

        まずは、入院してもらい薬を点滴、24時間の改善を診てみます。

         

        鳴くことも無く、お利口さんに治療を受けていたRちゃん。

        さて、薬の効果の程は??

         

        「いまいち」です。

         

        こうなると、飼い主さんと相談。

        MRIを撮影してきてもらい、ちゃんとした診断をします。

        本当に椎間板ヘルニアか?椎間板ヘルニアならどこでどのくらい圧迫があるか?

         

        結果は・・・

        見事に胸椎の12番と13番の椎間に重度の圧迫がみられました。

        画像で見る限り、それは本当に重度の圧迫で、症状の軽さにびっくりしてしまうほど。

        実際、MRI撮影日には、結構しっかり立って不安定さも無くなっていました。

        「結構治ってきてるなぁ」「手術どうしようかなぁ」

         

        翌日は、ちょうど脳神経科の先生の講義でしたので、その先生にも画像をみてもらい相談。

         

        「重度の圧迫はあるんですけど、症状が軽すぎて・・・」

         

        経験的にも手術をすると一時的に症状は悪くなるでしょうし、

        このケースでは、よくなってきても症状はしばらくの間同じくらいかもしれません。

        やった結果と、やらなかった結果にあまり差が感じれないかもしれないので、

        飼い主さんの理解が相当あってくれないと

        私としても手術の提供が難しいんです。

         

        「先生の気持ちわかります、獣医学的にはやった方がいいけど、微妙ですよね・・・少し様子みますか!?」

        「ですよね、やっぱり先生もそうですか。」

         

        なんてやり取りをして、悶々としながら帰宅。

         

        翌日、再度腹を割った話を飼い主さんとして、家での様子をみてもらうために一時退院(ケージレストは継続です)

        週末みてもらい、ご夫婦で相談してもらうことにしました。

         

        そして、再診。

        「先生やっぱり、左後肢に麻痺が残ってるみたいです、手術してください」と飼い主さん。

         

        診察してみると、退院時よりも若干麻痺が悪化。

        「わかりました、やりましょう!!」

         

        早速手術です、以前のブログにも書いたように脊髄神経の周りの脊椎(骨)に穴を開けます。

        慎重に・・・すると、MRIでみてたとうり、椎間板物質が脊髄神経を覆うようにくっついてました。

        その椎間板物質を取り除いて無事終了。

         

        そして肝心の術後のRちゃんですが、みるみるうちに改善、ホッとしました。(飼い主さんよりホッとしてるかも汗

         

        元気な姿で、尻尾もブンブン降っての帰宅となりました手

        こういう外科って、やってても気持ちがいいです。

         

        おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

        続きを読む >>
        2018.03.30 Friday

        猫の尿管結石・腎結石 水腎症 SUBシステム 手術

        0

          おなじみの尿管結石、水腎症。

          これぞ、SUBシステム症例(いいのか悪いのか?)。

          というような感じの子が来たので、ご紹介します。

           

           

          来院したのは、6歳になる雄猫のTちゃん。

          飼い主さんは、古くから当院に掛かられている方で、猫のこともよく知っています。

           

          来院した理由は、

          「最近、よく水を飲むんです」とのこと。

           

          若いし、体格いいし、「糖尿病かな??」なんて感じで血液検査をしてみると。。。

          BUN 71  Cre3.2  IP7.9・・・腎臓やられてんじゃん!!_| ̄|○

           

          すぐさまエコーとレントゲン

          わかりずらいですが、左右腎臓の中と尿管の位置に細かな結石が多発。

           

          エコーでは、左右腎臓ともにしっかり水腎症。

           

          決まりです。詰まってます。

          尿管閉塞といえば、このところ紹介症例ばかりでしたが。

          まさかうちの子がガーンネコ

           

          幸い、腎臓の数値もそれほど上昇しておらず、食欲もあるとのこと。

          尿検査でも、細菌感染は認められません。

           

          「そういうことなら」と、話し合い。

          「細かな結石は全て取ることはできません、SUBシステムが適応と考えます」

          とお伝えすると(実際にはものすごく詳しく話しますが)

          飼い主さんも、すぐに状況を理解していただき「お願いします」とのこと。

           

          その日の晩には、手術となりました。

           

          ここ数年、SUBシステムを使用して経験させてもらいましたが、

          何しろ細菌感染が命取りとなります。

          最初から感染を起こしている子もいるので、抗生物質で叩き、培養検査が陰性になって、

          それから入れてるのに、再度感染を起こします。

           

          感染を起こすと、腎機能にも影響が出ます。

          今回のような、感染の無い状況での閉塞は、間髪入れず設置する。

          どうも、その手しかないようです。

           

          当のTちゃんは、ゆっくりと腎機能も回復し、1ヶ月後にはCre1.9。

          入れた直後から、頻尿が継続していましたがそれも治り、調子も良さそう。

           

          まだ若いですから、なんとか長くもってもらいたい。願うばかりです。

           

           

          おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

           

           

           

           

           

           

          2018.03.01 Thursday

          小学校の先生になる

          0

            2月はハードな症例がいくつも続いたので、ブログくらいはちょっと違う話にします。

            症例の話は、また次回。

             

            先日、獣医師会の仕事の一環で市内のとある小学校に行ってきました。

             

            対象は、1年生。

            「子犬、子猫について」という題材で授業をお手伝い。

             

            市内の小学校では、1年生は「動物の赤ちゃん」2年生は「動物園の獣医さん」という授業を行なっているらしく、

            実際に獣医さんの話を聞く機会を持ちたいという要望で、頼まれました。

             

            当獣医師会では、以前から教育委員会との事業を行っており、毎年要望のある学校に出向きお手伝いをしています。

            今回、私は初めて大役を任されました。

             

            とはいえ、スライドは以前獣医師会の先生が作ってくれたものを使うため、

            私は、1年生の子たちと盛り上がって終わり。

            うちの2人の子供も同じくらいなので、それくらいの子たちがどんなもんか、想像も付いていました。

             

            しかも、その小学校の1年生は2クラスしかなかったため、全員の顔を見ながらの楽しいひと時。

             

            スライド発表中は大盛り上がり、獣医さんに興味津々でいろんな質問をしてくれました。

            40分の授業もあっという間に終わり、終わった後も私の周りに集まってくれて質問の嵐!

            しまいには、握手を求められたりして!!

            ちょっとした、人気者気分です。

             

            ただ、最初に行った質問で、動物を飼いたいと思っている子たちはたくさん手を挙げてくれたのに、

            実際に犬や猫、その他小動物を飼っている家庭は意外と少なく、ちょっと残念。

            子供の頃から、言葉の通じない動物とのコミュニケーションを楽しめるといいですよね。

             

            実際、私の赤ちゃん時代は数匹の犬とともに暮らしていましたし、それからも何となく犬や猫のいる生活。

            で、こんな仕事。。。

             

            我々の時代にはなかったこのような小学校の授業。

            動物への接し方や大切に思う心を養っていくことは良いことだなと、しみじみ思います。

             

            それから数日後、嬉しいプレゼントが。

             

            みんなからのお手紙。

            楽しんでくれたようで、良かった、良かった。

             

            おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

             

             

             

            Calendar
            1234567
            891011121314
            15161718192021
            22232425262728
            293031    
            << July 2018 >>
            Selected Entries
            Categories
            Archives
            Recent Comment
            Links
            Profile
            Search this site.
            Others
            Mobile
            qrcode
            Powered by
            30days Album
            無料ブログ作成サービス JUGEM