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2012.11.16 Friday

犬の尿漏れ 尿膣

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     犬の尿漏れといっても、原因はさまざま。

    いわゆる締りが悪い、先天的な尿路の奇形によるもの、神経的な問題、腫瘍によるもの・・・・etc

    そんな、さまざまな尿漏れを訴えて来院する犬達を、大学病院の腎泌尿器科に所属しているため、たくさん診させてもらう機会に巡り合います。
    大学病院ほどではないですが、当院にももちろん来院されるわけで・・・

    そんななか、少し変わった症例が・・・

    メスのT.プードルのLちゃん、生後7か月頃から、時々寝ている場所が濡れている。
    (この時点で飼い主さんは、しつけの問題と認識しておられたようです。)

    しかし、時が経っても一向に治らない・・・この子は、可愛いんだけどおしっこがねぇ・・・と飼い主さん。

    よく聞いてみると、寝ている場所が濡れている以外にも、
    散歩でジャーっとおしっこをするのに、その後歩きながらポタポタと垂れる。
    体位を変えたときにふいに出てくる(Lちゃんもこれにはびっくりするようで・・・)

    それって、完全に漏れてます、おしっこ 

    検査を行い、原因を探ります。
    あれもない、これもない、消去法です。すると、こんな疑いが生まれました。

     
    尿膣+外陰部が小さい(外陰部低形成)

    この病気、尿漏れ(厳密に言うと偽尿失禁ですが)の他に膀胱炎もよく起こします。

    治療は、膣自体はいじれないので、手術をして外陰部を少し大きくしてあげます。(外陰部形成術)

    退院してすぐに飼い主さんからお電話が、
    「先生!音たてておしっこしてるよ!!全然漏れてない

    大成功です

    おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com
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