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2017.01.27 Friday

トイプードル 股関節脱臼 治療

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    ここ数ヶ月で2症例目の犬の股関節脱臼。

    その間にも前肢の骨折が2症例。

    整形外科の病気も続く時は続きます。

     

    今回はまだ7ヶ月のトイプードルのRちゃん。

    「先生!!!突然キャンと鳴いて後ろ足挙げたまんまになってるんです!!!」

    と朝の7時に電話が来ました。

     

    一般的に整形外科の病気は手遅れということはないですし、前足なら折れてるかもしれないけど後足だし。

    「慌てないで!!あと2時間弱。急患だとお金もかかるし安静にして我慢できない?」と伝えたのですが。。。

    お母さんもRちゃんもそろって大慌て。

     

    「ちょっと支度するから待って」と言って、来てもらうことに。

     

    直後に来院したRちゃんは、左の後ろ足を挙げたまま。

    ちょっと触っただけで「キャー」と鳴きます。

     

    とにかく撮れる体勢でレントゲンを撮ってみると。。。

    股関節はずれちゃってました。

     

    「股関節脱臼」

     

    「今のままだと痛がってちゃんとレントゲン撮れないので、麻酔をかけて撮り直します。」

     

    ただし、トイプードルだし子犬だしレッグペルテスも疑いがあるので治療法はその場で考えます。

    正常な股関節なら非観血的な整復、レッグペルテスなら骨頭切除。(病気によってだいぶ程度の違う治療になります)

     

    朝ご飯は食べてしまっていたので、その日の夜に治療を行うこととなりました。

    麻酔をかけて改めてレントゲンを撮ると・・・

    レッグペルテスの疑いはなさそうです。

     

    そうなれば、関節をもとの位置に戻します。

    さながら接骨院?か整体師?状態。

    ぎゅーっと引っぱり、ひねって、ゆっくり戻す。。。

    「コキッ」という音とともに手応えを感じます。

     

     

    1発で大成功!!

     

    つい最近やったばかりなので感覚が身に残っていました。

    (だいたい忘れた頃にやってくる病気なので、整復に苦労することもあります)

     

    子犬ということもあるので、この状態でバンテージで固めて関節が動かないようにします。

    待つこと3週間・・・

    バンテージをとって徐々に正常な生活へ戻していきます。

     

    股関節脱臼の整復は手術も含めいろいろな方法がありますが、犬のサイズや年齢も考慮されます。

    習慣的に外れてしまうのであれば・・・

    最終的には骨頭切除となります。(切除しても一般的な生活には困りません)

     

    おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

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