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2016.12.22 Thursday

猫 慢性尿管炎による尿管閉塞 尿管転植術 その3

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    腎臓の数値もだいぶ下がったMくん。

    食欲も安定し始めました。

     

    こうなると最終段階です。

     

    尿管の流れはどうなっているのか?

    腎瘻チューブから直接造影剤を注入し確かめてみます。

     

    すると、尿管の炎症はものすごいことになっていますが、なんとか膀胱まで達しています。

     

    おおっ!!!

    このまま腎瘻チューブの抜去で終われるか?

     

    試しに腎瘻チューブを閉じて24時間・・・

    自力排尿で腎臓の数値が上がるのか? キープなのか?? 下がるのか???

     

    上がりました_| ̄|○、このままの尿管ではダメなようですショボン

     

    この結果をうけて、再度飼い主さんとお話。

    「このままではダメみたいです。」

    「腎瘻チューブの抜去と併せて、尿管のつなぎ直しが必要です」

     

    飼い主さんも十分理解していただいたようで、「お願いします」の一言。

     

    一度上がった数値も落ち着いたところで、2回目の開腹手術です。

     

    さて、問題の尿管は??

    先週開けた時とは比べ物にならないほど正常に近い血色になっていました。

     

    「これが、だめかぁぁ」

    ため息をついても治りません。

     

    術前の造影検査でも把握していたように、腎臓から5〜6僂泙任魯ぅ韻討詛管でしたので、

    その部分で尿管を切断。

    断端を観察すると、粘膜は炎症により肥厚が半端じゃありません。

     

    つないだ後に炎症で再閉塞なんてことも頭によぎりながら、慎重に膀胱へつなぎ直します。

    (泌尿器の外科では結構あることです・・・)

     

    手術も無事におわり、つないだ尿管には数日間カテーテルを留置して。

    さあ!!塞がるなよー!!!

     

    大丈夫ですき

    腎障害は少し残りましたが、バッチリ!!

    今後は慢性腎臓病として治療を継続していけば良いでしょう。

    あと2〜3年がんばってほしいものです手

     

    おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

     

     

     

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