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2018.01.27 Saturday

犬の脳炎 GME(肉芽腫性髄膜脳炎) 壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎) 治療

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    問い合わせが多い、脳炎の治療。

    前回のブログからずいぶん経過していますので、経験して分かった治療に関しても書こうと思います。

    が、それに先立ち、ショートレクチャー。

     

    脳炎治療の基礎知識

    • 脳炎には、やられている部位により種類がいくつかあります。
    • 現時点では、脳炎の種類によって推奨されている治療法が異なります。

     

     

    壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)を患って、うちの病院に居候していた黒パグの珊瑚。

    先日のブログにも書きましたが、昨年の秋に亡くなりました。

     

    実はこの珊瑚、当初はステロイドとシクロスポリンでコントロールしていたのですが、

    何しろ副作用に悩まされ、当時は飼い主さんと「どーするかなー??」って2人で悩んでいました。

     

    もちろん、けいれん発作は起こるので発作を止める薬は続けていましたが、

    仕方がないので、免疫抑制系の投薬はやめてみたりして・・・

     

    1歳で発症して、途中死にそうな時もあり。

    両目の視力は障害され、右回りしかできず、時々けいれん発作を起こす。。。

     

    それまで経験していたパグ脳炎は、ひどいと1年ももたず亡くなってしまうこともあったので、

    この子は本当に脳炎なのか??なんて思った時もありましたが。

     

    最期の1週間は、発作が頻発。麻酔薬で眠る日々。

    それでも亡くなる日の夕方にはご飯を食べる時間もあったりして。

    頑張って7歳まで生きてくれました。

     

    途中、やりようがなかったので、試しに行っていた免疫抑制療法(シトシンアラビノシド+ステロイド)が、効いたのかは定かではありません。

    最近お付き合いのある、脳神経科の先生曰く

    「あの治療は、パグ脳炎に効くといったエビデンスがまだないんですよね。論文が出てくれないかな?」って。

    今のところは、やはりステロイド+シクロスポリンが主流とされています。壊死性白質脳炎も同じです。

     

    ただし、GMEには効きます(実感として)。しっかりデータもあるようです。

     

    現在、うちの病院で管理しているGMEの子は1頭。

     

    この子の場合は、「おかしいんです」って来院してGMEが濃厚に疑わしかったので、

    あえてステロイドも使わずに、先ほど話に出た先生にすぐ連絡を取りしっかりとした診断もつけてもらいました。

     

    その後、ステロイド+シクロスポリンのコンビネーションは一切やらず、最初から現在の治療法。(シトシンアラビノシド+ステロイド)

    当初は、視力も障害され姿勢もいまいちうまく保てない感じでしたが、かれこれ、1年半。

    1回休薬してもいいんじゃないかって思うくらい。

    すこぶる調子がいい!!

     

    飼い主さんとの話し合いで、治療は継続していくことに決定。

    副作用が出ることもなく、このまま長くコントロールできることを願います。

     

    片や、友人の病院で管理していた子は、同じ治療をしても数ヶ月しかもたなかったとのこと。

    脳炎の治療は、未知数が多いことを感じます。

     

    前回のブログにも書きましたが、何れにしても脳炎はコントロールしていく病気です。

    どのくらい保てるか???

     

    そんな病気ですから、

    治療を行なっている先生といっぱい話して、悔いのないように。

     

    専門医ではないので、経験値でしか語れませんが、問い合わせがくる皆さんにそう伝えています。

     

    おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

    コメント
    はじめまして。トイプードル5歳9か月(♀)2キロが今年6月末に、全身痙攣の癲癇発作3,4分程を起こしました。その後、8月頭と8月終わり頃、同じような癲癇発作を起こし、8月終わりに、MRIと脳脊髄液検査で抗アストロサイト自己抗体陽性反応が出て、壊死性脳炎(全般的に中程度に進行している)と確定しました。検査結果をもって、埼玉にある高度医療病院の神経科の先生をご紹介して頂き、「壊死性白質脳炎」の診断を頂いた後(あまりにも埼玉が遠距離だったため)、自宅の近くで偶々開業されていた脳炎の専門家を、その神経科の先生から、紹介して頂きました(私の犬は、わかりやすい脳炎の症状に出ない症例のため、普通の獣医では、脳炎の進行度を見極められないということで、この脳炎をご専門にされている先生の紹介を受けました)。
    当初は、フェノバール2mg、シクロスポリンの処方を受けていたのですが、激しい癲癇発作(群発)が出る都度、薬の種類と量が増え、今は、フェノバール(7mg/head,BID)、アトピカ(5mg/kg, BID)、プレドニゾロン(1.5mg/head,SID)、臭化カリウム(50mg/head,SID)を処方されております。1カ月に1回程度の割合で、激しい癲癇発作を起こすものの、他に、傾斜、失明、旋回運動のようなものは起こしたことがありません。血液検査でも、肝臓、腎臓の数値も良好でした。
    このまま、この脳炎の先生のところで、薬でコントロールしていこうと思っていた矢先、運悪く、10月終わり頃、乳腺腫瘍が見つかりました。脳炎の担当医は、外科はやっていないので、パテラでお世話になった、外科が得意な地元の病院で、腫瘍切除と避妊をしました(11/22)。地元の病院の先生は、とてもプライドが高い先生でしたので、脳炎で、私が、他の病院にかかっていること自体、面白くないし、相当嫌味を言われると覚悟していたのですが、,修發修皀僖闇庄蠅伐死性髄膜脳炎とは違い、パグ脳炎は死ぬ病気だが、壊死性髄膜脳炎では死なない(「この子は、絶対、脳炎では死なない。同じような症状の子がいっぱい通院しているが、どの子も天寿を全うしている。」と、私の犬のMRI画像の状態も見ずに、断言されました。)、≒=鯣作など1時間続いても死なない、にもかかわらず、G召泙任燭匹蠱紊ないシクロスポリン(アトピカ)を投与し、ぅ哨縫汽潺匹鮖箸錣此肝臓に負担がかかるフェノバールを大量に投与し、不要に肝臓、腎臓に負担がかかる薬で、薬漬けにしていること激高され、(1)アトピカをすぐに切ること、(2)フェノバールからゾニサミド(エクセグラン)に切り替えることの指示を出しました(私は、乳腺腫瘍の切除と避妊手術を頼んだのですが、エクセグランが処方され、やむを得ず、持ち帰りました)。
    乳腺腫瘍は、「良性」だと聞いていたのですが、外注の病理検査を念のため、お願いしました。でも、自信たっぷりに「良性」だと仰るので、もう、この外科の先生にお世話になることはないなと思い、脳炎の先生のところに戻りました(脳炎の先生からは、 銑い砲弔い董一つ一つ反証の説明を頂き、「ふぇのバールからゾニサミドへの切り替えについて、ゾニサミドは症候性癲癇発作には弱すぎる」という点は、「本当かな?試すだけ試してくれてもいいのに...」とは思いましたが、脳炎をご専門にされている先生ですので、信じることにしました)。
    ところが、さらに不幸が重なって、2週間後に出た乳腺腫瘍の病理検査の結果、「非常に悪質性の高いガン細胞」ということが判明し、先週月曜日(12/9)、また、外科の先生のところにいかなければならなくなりました。そこで、脳炎に関して、外科の先生の指示に従っていないことを打ち明けるしかなく、先生は、前回以上に激しく激昂され、「こんな悪質性の高い癌になったのは、自己免疫抑制剤を投与してきたからだ。犬を殺す気か?」と怒鳴られました。ガン宣告だけでも、悲しいのに、その上、大声で長時間怒鳴りつけられ、涙が止まらない状態でしたが、それでも、他に、腕のよい外科の先生のあてもないため、「シクロスポリンを切る」と約束し、先週金曜日(12/13)、手術(片側乳腺全摘)を受けました。
    3日間入院して、本日、ドレーンがついた状態で退院したのですが、退院の際も、また、脳炎の件で、待合室で、他の患者のいる前で、また罵られ、「この人は(私のことです)、いろんな、やぶ医者から怖いことを吹き込まれて、すぐに信じてしまう。医者からの脅しをまともに受けて、無駄なお金を払って、自分の犬を薬漬けにする、どうしようもない人。●●のところには、もう戻るなよ!」と念押しをされて、犬と帰宅しました。犬の病気で、気持ちが傷ついている上に、毎回、罵倒されていると、私の精神がおかしくなりそうで
    • てぃんちゃん
    • 2019.12.15 Sunday 22:41
    後悔のないように治療をしてください
    • 大久保
    • 2020.01.03 Friday 12:55
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