2019.09.02 Monday

休診のお知らせ

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    9月11日(水)〜15日(日)まで休診となります。

    私は、年に一度の携帯電話を枕元から遠くに置く休暇を取ります。

     

    急患に関しては、お電話いただいたのち、吉田先生か他の病院に対応してもらいます。

     

    リフレッシュして帰ってきますので、よろしくお願いいたします。


    休み前には、やらなくちゃいけないことが盛りだくさん。

    今日も手術はダブルヘッダー。今週末には犬の出産も控えています。
    無事に終えて旅立ちたい・・・

     

    おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

    2019.08.30 Friday

    犬の出産 帝王切開

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      この仕事をしていて、一番楽しいのは。

      上手くいった時の出産^_^

       

      いつも病気ばかり対応してるので、命の誕生はみんなが幸せな気分になれる最高の瞬間です。

       

      しょっちゅう妊娠出産があれば、幸せ倍増なのですが、昔と違って、普通の家庭で犬や猫を交配し出産させることはめっきり少なくなり。

      うちの病院でも出産(帝王切開)をやったのは

      随分前の記憶です。

       

      個人的に、犬の尻尾も耳も切りたくないので、出産を迎える飼い主さんには、

      「尻尾長いままでいいですか?」

      ってまず最初の確認事項。

      そのため、うちの近所には尻尾の長いイングリッシュコッカーが散歩しています。

       

      そんな犬の出産。

      今回は、地域の獣医師会の先生からの相談で始まりました。

      「今ウチに妊娠してる犬がいるんだけど…」

      「もし帝王切開になったら、対応しきれるかわからないから、お願いしていいかな?」

       

      「もちろん、いいですよ!」

      と返事をし、診察を兼ねて飼い主さんがお母さん犬を連れて来院。

       

      犬の出産は、基本的に自宅で行ってもらいます。へその緒の処理なども飼い主さんの仕事となり、事前にレクチャー。

       

      当日我々は、病院で電話待ち。

      「先生!1匹目出ました!」

      「2匹目出そう!!」

      といった感じになります。

       

      じゃあ、獣医師の出番はというと。

      難産です、帝王切開の対応。

       

      出産が始まる前には、体温がグッと下がります。下がって持続したら24時間以内に始まります。そこで出ないとなると、帝王切開。

       

      帝王切開は、基本的には母体救助が最優先。

      飼い主さんにも十分に理解してもらいます。

      そうは言ってもほとんどの場合は、仔犬達も助けられますが、過去には助けられなかった経験もあります。

       

      「犬は安産」なんて言いますが、ペットの犬は…別物。(個人的な感想です)

       

      今回のSちゃんも、元々2匹しかお腹に入っておらず、出産徴候はあるのですが、分娩に進まず。結局、帝王切開手術となりました。

       

      帝王切開の何が大変?

      なんでかかりつけの先生は、ウチに任せたのか?みなさんは、疑問かもしれませんが。

       

      何しろ大人数で待機。

      できれば仔犬1匹に対して一人ずつ担当できるのがベスト。蘇生させるには看護師たちの経験とテクニックも必要です。

      麻酔係から蘇生係から外回りの人数が、いつもの手術以上に必要となります。

       

      まあそんな緊急の帝王切開も無事に終了。

      元気な可愛い仔犬達が誕生しました!

      IMG_5356.jpg

       

      初乳も飲ませて!!

      IMG_5360.jpg

      うまく飲んでくれています!!!

       

      なんとも、幸せな時間。

      うちのスタッフも新人勢は帝王切開の経験がなかったので、大変勉強になりました。

       

      不思議なことに、来週も1件出産となる予定。

      重なるときは、重なります。

      次回も無事に生まれることを祈ります。

       

      おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

      2019.08.01 Thursday

      休診のお知らせ

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        8/11〜/14は夏季休暇のため休診となります。

        ご迷惑をおかけしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。


        この期間は遠くには行きませんので、それなりに対応可能です。


        8/25(日)は、毎年恒例の獣医腎泌尿器学会へ出席するため、院長不在となります。



        9月は年に一度の休暇をとりますので、茅ヶ崎から離れます。皆さん具合悪くならないように、今から祈ってます(^ ^)




        2019.07.30 Tuesday

        猫 おしっこが出ない 膀胱結石 膀胱アトニー(膀胱弛緩)

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          最近は、尿管閉塞の話ばかりですが。

          今回は、オーソドックスな?膀胱結石による尿道閉塞から併発した病気の話です。

           

          ある日、飼い主さんが猫のRちゃんを連れて来院されました。

          「かかりつけの先生に、先生のところを紹介されて連れてきたんですけど」

           

          「???」

          経緯を詳しくお聞きすると、どうやら後輩の病院にかかっている様で。

          「おしっこが出ない」とのこと。

          それはやっぱり、うちに来ますよね。

           

          ってな感じで、後輩に連絡し飼い主さんの情報もきちんと得られ、早速診察。

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          レントゲンでも、膀胱パンパン。

          膀胱内に無数にある、細かな結石が尿道にバッチリ詰まっています。

          これじゃあ、おしっこも出ませんので、尿道内にカテーテルを挿入し開通。

          おしっこを抜いて、膀胱内も洗浄してできる限り結石を回収。

           

          それでもまだ詰まるので、手術により膀胱内の結石を取り除くことに。

          手術自体は、いつもの通り行ったのですが。

          今回のRちゃん、膀胱のコンディションがものすごく悪い。

          それは、乾燥したのし餅の様に硬く、ちゃんと収縮してくれません。

          「これは、参ったな・・・」

           

          とにかく手術の目的は結石の摘出ですので、素早く終わって無事に覚醒。

           

          その後経過を見てみたのですが・・・

          自分で言うのもなんですが、あんなに完璧に取り残さず摘出した結石が、4日後には再発。

          しかし、尿道に詰まる様子は、なし。

          でも、排尿困難。

           

          何度か、尿道造影もしてみるものの、詰まっている様子もなく。

          もちろんカテーテルもスムースに挿入可能。

           

          「こうなると、あの膀胱が原因だな」ってことになり。

          再度膀胱造影すると。

          縮まりません。膀胱はベッチャーっと形を残したまま。

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          これ、膀胱アトニーです。

          膀胱が弛緩してしまい、収縮する力を有していません。

          こうなると、尿道は開通していてもおしっこは、容量オーバーで押し出される様に出るのみ。

          しまいには、Rちゃんもおしっこするのを諦めてしまう様に。

           

          今度は、アトニーの治療です。

          アトニーの治療は、まずは1週間を目安に膀胱を収縮させたままにしておくことが有効です。

           

          なので、カテーテルを挿入しっぱなしで常にポタポタ。

          入院。お尻の周りは、おしっこでべちゃべちゃ。(気持ち悪いでしょうが仕方がありません)

          飼い主さんには「とにかくこれで様子を見ましょう!」

           

          と言って、預かった翌日。

          カテーテル抜けてます( ;  ; )

          カラーもして、カテーテルも短くして(いつもならこれでバッチリうまくいくのに)

           

          じゃあ今度は、カテーテル入れて飼い主さんの自宅で管理。

          やっぱり抜いちゃいます(T ^ T)

          飼い主さん曰く、Rちゃん、前足使って器用にカテーテルの先端を押し付けて自分で抜いちゃってます。

           

          その後何度かこのターンを繰り返し。

          飼い主さんも私もだいぶ疲れ果てたその時。

          「先生、オムツってどうなんでしょう?」と飼い主さんからの提案。

          「えー!オムツですか?!そりゃあ着けててくれるんならいいでしょうけど、カテーテルさえも気にするのに・・・」

          「でも、やってみましょう!とにかくなんでもやってみましょう」

           

          っと言うことで、カラーしてカテーテル入れてオムツして自宅で管理。

           

          するとどうでしょう!!!(ビフォーアフターみたいですが^^;)

           

          「先生!!!オムツいいみたい!!!全然問題ない!!!!」

          「ほんとですか!?いいならそのままいきましょう!!」

          飼い主さんと2人で大興奮。

           

          カテーテルは気になるのに、オムツは大丈夫。

          Rちゃんどんな神経してるのか?

          「普通オムツの方が気になるだろ」ってスタッフとも大盛り上がり。

           

          とにかく、オムツ作戦が功を奏し、カテーテル生活も1週間経過。

          併用していた膀胱を収縮させる内服薬と結石を溶かす食事とで、自力で排尿できる様になりました。

           

          その後も、内服薬を減薬して経過観察中ですが。排尿はしっかりと1日2回ペース。

          毎月来る飼い主さんの顔も笑顔。

          おしっこが出る様になったRちゃんも病院嫌そうですが、心なしか笑顔。

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          よかったです。

          長いこと獣医師やってますが、動物の気持ちって本当にわからないものです。

           

          おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

           

           

           

          2019.07.01 Monday

          猫の尿管結石(尿管閉塞) 水腎症が消えた その2 SUBシステム 手術

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            先月お伝えした、水腎症が消えたHちゃん。

             

            順調に経過したかと思ったら・・・

            1ヶ月後再発。

            消えた水腎症は、再び出現。

            そんなに甘い状態ではなかった様です。

            1.jpg

             

            前回のブログにも書いたとおり、飼い主さんも理解してくれていてすぐに手術。

            SUBシステムを設置。

            手術時間も1時間程度で無事に終了。

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            腎臓に貯まっていた尿は、真っ赤っかの血尿。

            設置後その血尿は2−3日続きましたが、その後は綺麗なオシッコに。

            食欲も出てくれて一安心です。

             

            若干の問題はあるものの、順調に経過してくれています。

             

            今後は、SUBシステムの観察とともに右側の腎臓もみていかないといけません。

            まだ、5歳と若い子ですから長く生きてもらわないと困ります。

             

            猫の尿管閉塞、やっぱり大変な病気です。

             

            おおくぼ動物病院 www.okubo-vet.com

             

             

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